仮面ライダージオウ最終回!(本編ネタバレあり)
お疲れ様です。春風亭吉好です。
今日は1年間ずっと楽しみにしていました仮面ライダージオウの最終回でした。
ジオウは仮面ライダークウガから始まるいわゆる平成ライダーの20作目にして最終作。
それまでの平成ライダーのレジェンド達が様々な形で出演したりなどてんこ盛りな作品でした。
10作目のディケイドもそれまでの平成ライダーが出てきたのですがディケイドはリ・イマジネーションと題して新しい役者でそれぞれのライダー世界を作り変える手法でした。(それでも一部レジェンドが出演しましたが)
ジオウはレジェンド役者達をできる限り出演させ、できたら主役、主役がダメなら2号ライダー、2号もダメでもレギュラー陣、悪役ライダーと可能な限りレジェンドを出演させていましたね。
主役ライダーが出演したのがアギト、龍騎、555、剣、電王、ディケイド、オーズ、鎧武、ゴースト、エグゼイド、ビルドと11作品。
カブト、ウィザード、ドライブからも2号ライダーが。
響鬼、キバ、W、フォーゼも出来る限りレジェンド出演をし盛り上げてくれました。
クウガだけはレジェンド出演がなかったですが劇場版でメイン敵役にあてられたりしてましたね。
ですが何よりこれだけのレジェンド出演がありながらジオウオリジナルキャストがそこに埋もれる事なく個性を発揮した事が素晴らしい。
役者初心者の方が多かったみたいですがみるみる内に成長をしていき最終話のソウゴの悲痛の叫びなんかは身震いがした程です。
ソウゴは「王になりたい」という漠然とした、人によっては「こいつ何言ってんだ?」という夢を持っていました。
しかしソウゴはその夢を持ち続け、ゲイツ達やレジェンドライダー達との交流から王とはどうあるべきか学んでいき、最終的には1人では世界は救えない。友が大事だったと世界を作り変えます。
1年間を通して友情と成長を描いた物語だったんだなぁと思いました。
ソウゴの口にする「なんかいける気がする」って根拠のない自信って良い意味で平成生まれっぽいですよね。
最近の若い人って結構恐れ知らずというか、何も考えず気分でぶつかっていくように見えるんだけど無駄に悩むより結果的にはそれが良い方法だって本能的にわかっている。
ゆとり教育って悪い面ばかり取り上げられますけどこういったフィーリングの行動の成功論を生み出せているんじゃないかって。
そんな平成らしいソウゴが平成ライダーを締めくくる主人公として相応しかったと思います。
またほかレギュラー登場人物も良かったですよね。
2号ライダーのゲイツは最初はジオウを殺したくてウズウズしてるとか言ってた癖に段々とソウゴに染められて最後は完全にデレてた超ツンデレだしw
ウォズは影や裏のあるキャラかと思ったら(実際裏も影もあるけど)本質は魔王大好きお祝い大好き、そして同じくソウゴに染められちゃってるし。結構お茶目な場面も多いですよね。大食いとか。
吉好はウォズが一推し。中二病キャラ好きなんですw
ツクヨミはヒロイン、、って感じは全くしなかったw
大事なツッコミ役で変身しなくても全くお荷物にならないし。たまに野太い声出すしw
一応常識人のツクヨミがいたお陰で4人のバランスが保たれていたように感じます。
レジェンド客演はやはりアギト編が凄かったなぁ。
電王編も雰囲気そのままで好きでした。
平成一期で一番好きな龍騎は単体スピンオフまでできてるし!
ディケイドはもはや準レギュラーですよね。
平成ライダーの主役では門矢士さんが一番好きです♪
ジオウでもドラえもんの如く超便利キャラとして使われていました。これからも度々登場するのでしょう。
平成といえば平成ライダーは本当に毎年手を替え品を替え超個性的でしたよね。
それ自体が流行りも考え方もコロコロ変わる平成という時代を表していて、それを総括してみたらなんだかんだ平成っていい時代だったなと思わせてくれた。
ジオウは平成振り返り作品な一面もあったかなと。
最終話の展開は賛否あるかもしれませんが劇場版とはまた違う1つのエンディングという事でソウゴの王としての選択を見ることができ良かったと思います。
テレビ版がグッドエンドの1つ、劇場版がトゥルーエンドって感じかな。
ジオウもスピンオフ作品や冬の劇場版もあるし、令和1号ライダーであるゼロワンも楽しみです。
改めて仮面ライダージオウ1年間楽しませていただきました。
祝え!平成ライダーの大団円と令和ライダーの始まりの時を!
春風亭吉好