特撮映画評「騎士竜戦隊リュウソウジャー〜タイムスリップ!恐竜パニック!!〜」途中本編のネタバレあり
お疲れ様です。春風亭吉好です。
今回は先日レビューした仮面ライダージオウと同時上映の「騎士竜戦隊リュウソウジャー〜タイムスリップ!恐竜パニック!!〜」の感想です。
騎士竜戦隊リュウソウジャーはスーパー戦隊シリーズの43作目でモチーフとして1番人気の「恐竜」と新たに「騎士」をモチーフにした戦隊。
恐竜モチーフと言えば子供の頃に見たジュウレンジャーがかなり好きでしたね。
前年の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーが色々と冒険をした設定でもかなりツボだったのですがリュウソウジャーはモチーフは王道、なのにたまに人物の倫理観が斜め上だったりと不思議な感覚で楽しめる作品です。
毎回戦隊シリーズの劇場版は約30分程と尺的には割りを食ってるので単発でスッと楽しめるコメディタッチの話になるのかなと思っていましたが、、
以下本編のネタバレあり
いや、これが想像以上に王道シリアスでビックリw
展開もタイムスリップを繰り返しつつもテンポよく進む。
コウが想いをぶつけながらボス(佐野史郎)との一騎打ち、その一方で4人が劇場版限定?キリシュウジンで命懸けで隕石を押し返す逆シャア的展開やったりなど熱い見所満載でした。
最後コウが帰ってくる場面はコウが化石になってるのを復活させるのかなぁと予想したけど違ったw
残念だったの追加戦士であるカナロの出番が最初と最後だけでコメディリリーフだったこと。
5人がいない現代で1人活躍するなど少しでも見せ場欲しかったなぁ。
兎にも角にも30分にアニメや特撮の最終話的場面を凝縮した作品となっておりまさに劇場版!といった感じでした。
逆にある種コメディシーンが多かったジオウと対比にもなっててメリハリ効いて楽しめます♪
春風亭吉好