アニメのバンクシーンが好きワケ
お疲れ様です。春風亭吉好です。
吉好はアニメのバンクシーンが結構好きだったりします。
バンクシーンとはロボットアニメの変形合体シーンやヒーロー、魔法少女アニメの変身、必殺技シーンなどのお決まりシーンを予め撮影しておき毎回流用するもの。
「バンク」は銀行に例えて手塚治虫先生が名付けたそうです。
使い回しと言ってはそれまでですがその分バンクシーンは非常に作画枚数をかけて気合を入れて作られておりそのシーンを見るだけでもうっとりしていまいます。
そもそも毎週全ての作画を描き下ろしで高クオリティを保つには納期や予算的にも厳しい。
なので毎週のお決まりシーンにはこういった使い回しをお約束として入れる事によってクオリティを安定させる意味があると思います。
毎週流れる分ある意味番組の顔となるために作画枚数は非常にかけているようで、ハートキャッチプリキュア!のキュアサンシャイン変身シーンは1分に5000枚の作画枚数をかけたという噂もあるほど。(普通の30分アニメの枚数が3000枚ほど)
吉好が子供の頃や勇者シリーズやエルドランシリーズなどで毎週合体BGMと共にバンクシーンが流れると「勝った!」と胸高鳴ったものです。
常に変化を求めるのもいいかもしれませんが日本人は水戸黄門など時代劇からしてお約束が好きでしょう?
それに劇場版はともかくテレビシリーズのアニメの作画ってどうしても毎週作画が多少なりとも変わってきたりします。めちゃくちゃ描き込まれてる時と、そうでない時があったり。
これはもちろんいい意味では作画監督さんの癖が出ててそこも楽しめるところではあるんですが。
そこに安定の熱いバンクシーンを見る事で脳内にアドレナリンが流れる事によって全てがそのテンションに書き換わります(笑)
またそのバンクシーンが最終回だけアレンジが入っていたらすると更に燃えますね。
ロボットのマスクが半分欠けてたり、初期のオープニングが流れたり、必殺技が押されたと思ったら敗れたライバル敵幹部がエネルギーを与えてくれてパワーアップしたりとか!
やっぱり勇者シリーズのイメージが強いですね。
そういった楽しみができるバンクシーンがとても好きです。
最近だとプリキュア の変身、必殺技バンクシーンがいいですよ。
なんせ東映アニメーションの制作技術の粋を集めたバンクですから。
作画枚数や効果も含めてその変身シーンを見るだけでも価値があります。いや、本編も超面白いよ(笑)
次週のキュアコスモの変身シーンも楽しみですね。
ここ最近はスーパーロボットもののアニメが減ってきて合体ロボのバンクシーンがあまり見られず残念です。
熱い合体バンクのあるロボットアニメをまた期待しています。
特に大張正己先生のロボットバンクは日本の宝と思っていますから楽しみにしています!
以上、合体、変身バンクだけでご飯が三杯食べられる吉好がお送りしました。
春風亭吉好