ヲタク落語家的な着物の合わせ方
お疲れ様です。春風亭吉好です。
今日楽屋である師匠に「ヲタク落語の時はどんな衣装を着るの?」と聞かれました。
着物は普通に着ます。着ます、が、色合いに意味を持たせます。
もちろん色合いは普通の高座でも大事です。
夏だったら涼しげな色合いとか、怪談噺なら暗い色合いとか。
それ以外にヲタク落語では好きなキャラクターやゲストさんの演じられたキャラクターなどのイメージカラーで着物を合わせます。
特に最近はアニメキャラでもイメージカラーが付いているキャラが多いですよね。
おそ松さんなどわかりやすかったです。
赤、青、緑、紫、黄色、桃色
と6色全て揃えました。
ただ黄色や桃色は着物の色としては難しいので襦袢の色や羽織にしたり、他にも羽織紐や帯のワンポイントなどキャライメージで着合わせしています。
もえよせで福山潤さんにゲストで出ていただいた時は一松の紫、ルルーシュの黒、紫なイメージから黒と紫のシースルーな着物を着ていただきましたね。
この着物は他にもイメージできてファフナーのマークニヒトもイメージできたりしますw
ファフナーと言えば同化結晶のようなエメラルドグリーンの着物もありましたので石井真さんに着ていただいたりしました^_^
他にも最近はアイドル系アニメがやはりイメージカラーが多いですよね。
先日寺島拓篤さんゲストの時には音也や冬馬のイメージで赤い着物を着ていただきました。
着物だけじゃなくて帯と襦袢の色合いとの合わせ方も面白いです。
着物にはメインのキャラのイメージを、帯や襦袢にそのキャラと繋がりの深いキャラのイメージを合わせるなど。
もちろんわかる方にしかわかりませんがもえよせの時以外でも今日はこのキャラ!と気分で着物を色合わせしています。
多分声優さんにキャライメージの着物を選ぶのは落語界で一番上手いと自負していますw
露骨にキャラそのものをプリントしなくても色だけで妄想できるヲタクな自分は幸せだなぁと思いますw
春風亭吉好